このページはこんな方におすすめ

  • 販売計画がうまくたてられない
  • PSI(生産・販売・在庫) 部門間の調整に問題がある
  • 過剰在庫や欠品に困っている
  • PSI(生産・販売・在庫) 計画のDX化を実現させたい
  • PSI(生産・販売・在庫) 部門の省人化を実現させたい

計画業務と業務DX化の必要性

計画業務とは

企業全体に関わる“経営計画”を始め、各部門が策定する販売計画・生産計画・要員計画など様々な計画があります。

企業全体そして各部門のビジョンや目標を明確化し、達成するための具体的な取り組み方を決めるのが計画業務です。

企業の成長には、「ヒト・モノ・カネ」という3つの資源が不可欠です。

この3つの要素を無駄なく効果的に活用するためにも、計画を立て計画に従い業務を進めることが大切です。

ヒト:
経営目標や事業計画を達成するために、必要な人員配置や採用活動に関する人員計画
モノ:
物的資源・設備や製品などに関わる、販売計画・在庫計画・製造業であれば生産計画
カネ:
事業のお金に関わる、資金計画・収支計画などの財務計画

モノに焦点を当てた場合

顧客に商品やサービスを提供するにあたり、販売計画から始まり在庫/仕入計画、そして製造業の場合は生産計画が必要になります。

販売計画
売上や利益を達成するための目標を設定します。販売計画は、事業計画の中でも重要なポジションを占め、いい加減な計画は様々な業務に悪影響を及ぼします。
在庫/仕入計画
販売や生産のために必要な商品や部材を、欠品や過剰在庫にならないように管理します。日々変動する在庫数を考慮し、適切な時期に適切な数量を仕入れることが大切です。
生産計画
自社製品を受注した際に、顧客への納品時期を守るため、いつまでにどのくらいの量を生産したら良いのか検討します。
原材料の調達から製造・出荷といった工程を考慮した計画を立てる必要があります。

計画業務のDX化

各企業が積極的に取り組んでいるDX化ですが、計画業務に関しては、多くの企業がまだ手作業で行っています。

DX化(デジタル・トランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用して、業務プロセスや製品・サービスを変革し、競争優位性を確立することです。

特に「モノ」製品に関わる業務は、販売、受注、在庫管理、生産など、複数の部門が連携して行うため、DX化は容易ではありません。
企業にとってハードルの高い課題となりますが、同時に大きな効果をもたらす取組みであるとも言えます。

DX化のポイントになるのが、PSI(生産・販売・在庫)を如何に連携させ、需要と供給のバランスを保った計画を立てることが出来るかです。
将来売れる数量を計画し、現在の在庫状況から基準在庫を保つように補充量を検討し、さらに商品の調達や生産に必要なリードタイムなどを考えながら、欠品しないようにサプライヤーへ発注したり、工場へ生産依頼をしたりすることが求められます。

PSI連携 DX化のポイント

PSI(生産・販売・在庫)部門間にて情報を共有し、需給調整を行いながらそれぞれの計画を確定させます。
シームレスな連携には、以下の点が重要です。

販売計画を起点に:

顧客の需要を基に、販売計画を立て、その計画に基づいて生産計画や在庫計画を立てる。

自動化:

仕入れ時期の検討や発注作業などを自動化することで、人的ミスを減らし、効率化を図る。

見える化:

各部門の状況を可視化することで、問題点を早期に発見し、対応することができます。

標準化:

計画作成の手順やルールを統一することで、属人化を防ぎ、誰でも同じように計画を立てることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
計画業務のDX化は、企業の競争力強化に不可欠な取り組みです。DX化を進めることで、より効率的かつ正確な計画を立て、ビジネスの成長に貢献することができます。

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  • ※本コラムは、公開日時点の情報で記載しています。情報は今後変更または更新される可能性があります。

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